京都Vol. 2

京都逍遥の続きです!


清水寺音羽山清水寺
※「銀閣寺前」より100番のバスで「清水道」下車


こちらも、何も申し上げることもない名刹。京都に行ってここに行かなければどこに行ってきたんだとお叱りを受けそうな名所ですが、銀閣寺から N0.100 バスで向かう際、ついに大混雑に巻き込まれました。あのバスの混みぶりは東京メトロ東西線南行徳駅並、、、


揉まれて降りた清水道というバス停で降りてから歩くこと20分。生活道路なので車を行き交うし、狭い道なので観光客で混むしで、ベタな観光地の醍醐味を味わいました。お土産物屋や飲食店が軒を連ねるのも懐かしい風景。お土産物屋に清水寺や京都と全く関係のないアイテムが並んでいるのもお馴染です。


そういえば、京都には朱や緑の色をふんだんに使用した神社仏閣が多いようです。余り趣味ではないのですが、清水寺の入り口『仁王門』もそんな感じ。大勢の人たちが階段に並んで盛んに写真を撮っています。


頂上に『仁王門』とそれに向かう階段の賑わいぶりを見て、ローマのスペイン広場を思い出します。違うのは人をだまそうとする油断も隙もない人たちや、やたら馬糞を落とす無粋な馬たちがいないこと。ローマのスペイン広場の前を貫くコンドッティ通りはプラダ、フェラガモ、グッチなど錚々たるブランドショップが立ち並びますが、こちらはうどん・そば屋、定食屋、八つ橋なんかの定番を売っているお土産物屋、ちょうちんや壺、レプリカの短刀などを売っている店、その他わけの分からないを並べているお店が軒を連ね、負けていません。





  ※ローマ・スペイン広場(参考掲出)


さて、本堂と舞台です。『清水の舞台』から飛び降りると言いますが、どんなところから飛び降りるのか見てみようと思って覗き込むと、なるほど……死にはしないかも知れませんが、たいそうひどい目に遭うでしょうな、こんなところから落ちたら。《清水の舞台から飛び降りるつもりで》マンションを買ったら、恐らくそのような悲惨なことになりそうです、、、ここから見る京都市街の眺めは最高だねえ……などと考えながら、ふとそんなことを思ったものです。





ちなみに同じところに地主神社(ぢしゅじんじゃ)というのがあります。何でも縁結びの神社のようで、ピンクや赤など色とりどりで賑やかなことこの上ありません。ほんとに縁があるのかな、こんな飲み屋街みたいなところにお参りして。だいたい若いカップルが大挙して“縁結び”の神様にお参りするなど何事だ!……相手に不満があるってことでしょうかね? 先が思いやられますな、ほんとに。。。






清水寺の境内をぐるりとまわり、出口に近いところに茶店が数軒あります。そこで休憩したのですが、コーヒーがない。。。しかしながら、赤い布が敷いてある昔ながらの茶店なのだから何もそんな興を冷ますようなものに固執せず、抹茶を飲むことにしました。当然のことながら、お茶請けのお菓子が出てくるのですが、何とそれがモチ!……モチが苦手な私としては非常につらく、しかももう1つのお菓子は砂糖のかたまり。。。和菓子系の甘いものには出来るだけ近寄らないようにしているのに、不覚を取りました。。。




その後、再び観光客で賑わう道を下り次のところに。。。
バスはやはり混んでました、、、

続きはまた次回。