スキー

masatomo-s2008-02-26


今年は雪が多いようで、スキー場は賑わっているようです。
スキー・ボード人気に陰りがあるといっても、お好きな方、元気な方、異性と一気にお近づきになりたい方、イベント好きな方、雪と寒さが好きなマニアックな方などなど、雪山にお出かけのことが多いようで。


かくいう私もスキー好き。意外に思われる方が多いのですが、鳥取国は東部を中心に雪が降ります。新潟、秋田、山形などのS級雪国ほどじゃありませんが、多い時には(中学生の頃ですが……)鳥取国首都の平野部でさえ、一晩で60センチ〜90センチほど積もることもある準A級雪国です。最近はせいぜい35センチくらいでB級に甘んじているようですが、車がないと生活出来ない土地柄、B級だろうがC級だろうが積雪は不倶戴天の敵となっています。


年末は20センチ強の降雪がありまして、私の“庭”である『氷ノ山スキー場』は充分滑ることが可能とのこと(とはいえ、山のほぼてっぺんから滑る……というより落ちることが出来る難関コースは閉鎖されてましたが……)。長年一緒にショートスキーをやっている友人Tとともにいそいそと出掛け、存分に楽しむことが出来ました。年末年始の帰省でスキーが出来ないとその年はストレスで病気になってしまいますので、この時期にスキーに行けるかどうかはその年の健康状態を占う重要な分かれ道なのです。


ところで、“存分に”というのは文字通り“存分に”です。


疲れたらロッジでコーヒー? とんでもない! 
お腹が空いたら食堂でカツ丼? 滅相もない!
喉が渇いたからビールの一缶でも? そんなものは愚の骨頂!


リフトで行けるところまで行ったら殆ど休憩なしで《光陰矢の如し》のように滑る。
みんながボーゲンで降りるところを槍を突き刺すように殆どまっすぐに滑り降りる。
みんながするりとよけるコブには必要もないのに突っ込む。


と、こうです。
レジャーではなく、トレーニング、エクササイズのようなスキーです。
昔はよく転んだので……しかも前に吹っ飛ぶように転んだので……《顔で滑る》と言われていました。相棒T氏は片足で滑ったり後ろ向きで滑るのでたまにゲレンデに刺さったりします。


若かりし頃はリフトに乗っている時間が惜しくてたまりませんでしたが、今は身体を休めるいい休憩時間です。年を取りましたかねえ。。。特に、カツ丼を愛するカツドニストの我々としては、食堂で不当に高い料金を払って食べるカツ丼は格別なはずなのですが、時間がもったいなくて食べません。そのかわり、リフトでのチョコの一口がおいしくてね、、、遭難者みたいですねえ……それとビールを飲まないのは、トイレが異様に近くなるからです。リフトに揺られている時に問題が発生したら非常に悲しい事態になりかねませんのでね。


3月にどこか行こうかと考えています。菅平くらいがいいのかな。。。スキー場に行ったら急斜面を石が転が落ちるように滑るスキーはやめて、数キロの長距離コースをクルーズするように滑りたいものです、、、iPod でクラシックでも聴きながら。。。あ、そういうのは危ないのでやめたほうがいいですかね、、、