器械体操

masatomo-s2008-03-05


今日クライアントとの打ち合わせの際、昔どんなスポーツをやっていたかという話題になりました。
ラグビーハンドボールと出てくる中で、私は器械体操です。学校の授業のマットや跳び箱などでおなじみだと思いますが、スポーツの世界でメジャーかというとそんなこともなく、テレビで放映されるのは日本選手権、NHK杯などと、どちらかというと地味です。オリンピックや世界選手権でも日本は上位なので注目はされますが、スポーツ自体はマイナーの部類に属するのではないでしょうか?


体操やってた私でも思いますが、オリンピックなんかに出る方々、人間じゃないですねえ……床で何で伸身新月面宙返りなんかが出来るのか全く理解できません。。。あ、「しんしんしんげつめんちゅうがえり」とは「後方伸身2回宙返り2回ひねり」のことです。年々世界大会に出られる方々が余りにムチャなさるものだから、採点方法もかわり、10点満点からの減点法が廃止され、加点法になりました。難度はAからスーパーE……ス、スーパーE?……モントリオール五輪で名選手塚原氏が決めた鉄棒からのムーンサルト(後方2回宙返り1回ひねり)降りがウルトラCと呼ばれたのも昔の話。よくやりますよ、ほんとに。


ところで、よく訊かれるのが、どれをやるんですか?……というものです。男子体操には、床、跳馬、鞍馬、鉄棒、平行棒、吊り輪の6種類があります。このうちどれをやるんですか、ということだと思いますが、全種目やります。種目別というのがありますが、あれは出場選手の一定の順位以上の中から、それぞれの種目で上位8人とか12人とかの選手が行うもので、各種目のエキスパートではありますが、決して一種目だけ特化して練習するわけではありません。もちろん、得手不得手はありますが。


ちなみに私が得意だったのは床、跳馬。跳躍系です。あれは素晴らしい! マット運動と跳び箱が得意だったのがそのまま部活動に結びついたようなものです。車輪が得意だったので鉄棒も好きでしたが、あの鉄の棒、というのが怖かった覚えがあります。吊り輪、平行棒、鞍馬に苦手でした、、、筋トレなど基本中の基本をサボってたので非常につらかったです。。。


それにしても、あの倒立ってのは難しいですねえ。倒立だけならいいのですが、宙返りしたり何やかやしている途中で倒立をぴたりと止めるのはかなり骨の折れることでした。平行棒や吊り輪ではほんとに止まりません、、、筋トレをサボってたツケをしっかり払わされた感じです。


あれから長の年月が経ちましたが未だに倒立は健在です。バック宙はかなりあやしげですし、バック転に至っては怖くて怖くて。。。私にとってはバック宙のほうが、後ろに跳んで手をつくという動作がない分、簡単でした。得意なのは前方宙返りでしたが、今やったら病院送りでしょうねえ。。。


高校のグランドや鳥取砂丘で部員全員が並んでバック転が何回出来るか競ったのも遥か彼方の霧の記憶です。今ジムに通ってるのはその時代を哀惜しているから……かも知れませんねえ。メタボ街道から逸れたいため、というのが主眼ではあるんですが。。。


と、過去のことばかり懐かしがってても仕方ありません。そう言えば友人Mが来年の東京マラソンに出ようって言ってたような気がするんだけど、本気なのかな、、、あれってフルマラソンだったような。。。そうだとしたら今から準備を始めても早すぎないですよね。。。しかし、気合い入れて身体つくったのに抽選で漏れたらショックでしょうねえ。その時は青梅マラソンかな、、、でもそれも今年は中止になってたし!


何があってもいいように、身体だけは作っておくことにいたしましょう。