浦和ロイヤルパインズホテルの「食の祭典」

昨日は浦和に行ってきました。
行くまでは遠いと思っていたのですが、実際に足を運ぶと意外に近い……という浦和です。
浦和レッズの試合がある日は街自体が炎のようになる、というサッカーどころでもあります。


さて、そのホテルは都心にあっても人気が出るだろうと思いますが、まず素晴らしいのがレストランやカフェ。このホテル、「ピエール・テタンジェ国際料理賞コンクール」で第3位に輝いたシェフを擁するフレンチの『アール・ピー・アール』や「クープ・ド・モンド・デ・ラ・パティスリーワールドカップ2001」で第2位のパティシエのペストリーショップ『ラ・モーラ』などを併設するなど、知る人ぞ知る〈食の城〉でもあります。


宴会ホールのロビーやホワイエ(これでいいんですかね?……)には、デビット・ホックニーやアンディ・ウォーフォール、ジョアン・ミロなどの絵がかけてあったり、アンティーク調のファニチャーがあったりと、大技小技がちりばめられています。また、以前ベッカムジーコオーウェンが宿泊したという話もちらりと聴く辺り、サッカー、食、アートなどが渾然となった非常に興味深いホテルです。


そこで開かれたのが『キッチン・スタジアム』というイベント。フレンチ、中華、和の様々な料理、デザート類が並ぶのですが、各ジャンルのシェフやスタッフが、その場で作ってくれてサーブしてくれるという面白いブッフェ式のイベントです。50種類以上の品々が並び、200名近いお客さんが来られて、子供からご高齢の方まで、とても楽しそうに食事をなさっておりました。家族連れ、カップル、グループが各テーブルで盛り上がっておいでです。会場の入り口には、ガラス細工の技能をお持ちのシェフが造形された作品があって、お客さんが記念撮影をしています。これは氷細工なのですが、これがホテルのシェフの手になる作品というのは驚きです。芸が細かいですねえ、、、みなさん。。。


  

※氷細工(これをホテルのシェフが……)   ※スイカをこんなふうに



  

※このスイカ、子供たちに人気だったようで、、、 ※若鶏のローストのみなさま……



で、取材も兼ねて私がいただいたのは16種類の料理とデザート。。。飲み物も全てフリーなので調子に乗ってビールを、、、と考えたのですが、今回は料理を堪能するためにお伺いしたので、スパークリングワインと白、赤ワインをほんの10杯くらいで抑えて、1品を1つずついただきました。


「おいしい!」……としか言い様がありません。。。「おいしい」のレベルは「世の中にこんなにおいしいものがあったのか」というもので、レベル5、くらいの位置付けです。上品というのか優しいというのか、食感というより質感も伝わってきそうな味です。グルメどころではない私ですが、う〜ん……そういうのも悪くないのかなと思う夕べでした。ご同席いただいたホテルの方は健啖でいらっしゃいました……


デザートも1年分くらいいただいた後、皆さんにご挨拶をし、丸いお腹を抱えながら、武蔵野線で西国分寺で降りて吉祥寺に帰るというマニアックなルートで帰りました、、、


以下は私めがいただいた一部の料理の画像です。。。


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※「リゾットを詰めた若鶏のロースト」      ※「オマール海老のショーソンソースラコリーヌ」

  

※「小海老とパンのグラタン」          ※「デザート各種」

※「シャーベット各種」