本日の4枚!

またまたやってしまったクラシックCDの衝動買い。
ジムで測った体重にショックを受けたので現実逃避も兼ねて買いました。
本日の散財アイテムは以下の通りです。


1. ベートーベン:ピアノ協奏曲第1番 ハ長調&第2番 変ロ長調
 (P)ヴィルヘルム・バックハウス
  ハンス・シュミット・イッセルシュテット/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団


2. ベートーベン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調&第4番 ト長調
 (P)ヴィルヘルム・バックハウス
  カール・ベーム(第3番)/クレメンス・クラウス(第4番)
  ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団


3. モーツァルト交響曲第38番 ニ長調プラハ》&第39番 変ホ長調
  カール・ベーム/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団


4. モーツァルト交響曲第35番 ニ長調《ハフナー》&第40番 ト短調&第41番 ハ長調
  カール・ベーム/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団


   

  


オーケストラは全てウィーン・フィルになってしまいまして、相も変わらず指揮者はベームが中心。
法学博士として身を立てつつ、指揮者として本格的に注目を集めたのが38歳のベーム。1967年にはウィーン・フィルから名誉指揮者の称号を贈られるなど、世界中のオーケストラから様々な称号を与えられたとか、、、亡くなった際には多くの指揮者が彼の為の追悼演奏を行い、ベルリン・フィルなどは、彼が指揮予定のコンサートの際に代役の指揮者を立てず演奏を行ったそうです。カラヤンはコンサートに先立ち追悼の句を述べ、レヴァインアバドショルティカルロス・クライバーポリーニなどは追悼演奏を行ったとのこと。来日の際にはカラヤンベルリン・フィルと同じくらいのブームを巻き起こしたそうですね。非常に厳しい練習姿勢で臨む為、練習嫌いで有名なウィーン・フィルの楽団員たちと摩擦が生じることもあったらしいのですが、これは音楽に対する姿勢のためで、楽団員たちからの信頼は絶大であったようです……


と、人となりを知り始めると、この人はどういう演奏を聴かせてくれるんだろうと興味津々となって、短期間に集中して同じ指揮者のCDを買ってしまうわけです。シューリヒトもそうでしたし、朝日奈もそうでした……昔はカラヤンバーンスタインフルトヴェングラーと、クラシックを際限なく聴き始めると迎えられる《道》も通ったりして、、、キリがありませんねえ。キリがないから楽しいというのもありますが。。。


クレメンス・クラウスは以前R. シュトラウス交響詩英雄の生涯》が、モノラルなのにとても素晴らしく聴こえて、ベームとのカップリングならいいかと買ってしまいました。1枚のCDに別々の指揮者や演奏者が混在していたり、作曲家が違うものって好んでは買わないのですが。。。


クレメンス・クラウス


1のハンス・シュミット・イッセルシュテットという人の指揮するものは初めて買いました。どんな演奏なんでしょうねえ。調べてみたら……『表現は概して客観的で淡白であるため、イッセルシュテット指揮の音源は、クラシック音楽の初心者が、先入観なしで作品に接するのに向いているといえる』とウィキペディアにありました。なるほどね。。。この人はステレオ録音による初めてのベートーベン全集を出した人としても知られています。このバックハウスとのベートーベンのピアノ協奏曲も名盤の1つに数えられるばかりでなく、彼の名前を不朽のものにしたそうで、、、


※ハンス・シュミット・イッセルシュテット


これからゆっくり聴こうかなと、、、
いま聴いているのは2です。モノラルなのに、とてもいい音で、とてもダイナミックで、優しい響きで、とても素敵です!


あ、そうだ、バックハウスについてですが、彼は若い頃は『銀盤の獅子王』と呼ばれて、そのスケール感は比類ないものだったとか。極めて正確な演奏で、まるでメトロノームが拍を刻んでいると評されたほどです。ベートーベンの直系の弟子と言われ、彼のベートーベンの解釈は、「最もベートーヴェン本人のものに近い」とされています。先ほどCD1に移りましたが、この演奏は現代のピアニストたちにとって伝説的な名演になっているそうです。ある記者が余暇について尋ねたら、彼は「暇な時はピアノを弾いてますが」と答えたと。



つ、次からは1回で1枚のCDの紹介にします、、、